◆これだけのスケジュールと、ばばあ様の介護と、相談事やら、いろんなことがあると、実労働時間より、準備時間の方も大量に必要になり、まさに“時は金(きん)なり”を大きく意識した生活になっております。
ですから、私の中で、価値として、時間の無駄が、悪のランキング一位になっております。
人間は動物ですから、生存残り時間も、無意識に感じているのでしょう。
とにかく時間の無駄、効率の悪さは、現在の私にとって悪であります。
◆物事をかんがえたり、作ったり、書いたり、話したり、指導したり、演奏したり、トレーニングしたり、闘ったりは、相当な集中力・エネルギーが必要で、若い頃みたいな長い時間、テンションとフォーカス、コンセントレーションがとれなくなってきました。
ですから、尚更、短時間で集中力を発揮しようとします。
それが何事も相手のあることでして、自分のテンションと人のテンションは温度差があります。
で、ままならないことになります。
こうなったら諦めて、呑気にやるか、切り捨てるかの二者択一になります。
利害が絡んでいることなら、シビアにならざるを得ないですが。
難しいです。
◆私は収集癖というか、わりと何でももっているのですが、持っていて楽しい、便利な半面、面倒も多いです。
乗りもしないバイクがあれば、たまに乗らないと経年劣化で壊れるし、ハイスペックなクルマがあれば維持とメンテナンスに気配りしなければ壊れるし、ギターも何本も持っていれば、毎週弦は変えなければならないし、調整も必要だし、どれをリハーサルで使うか迷うし、使わなければやっぱり壊れるし、本当もう、面倒です。
ギターアンプなんか、フェンダーのチューブアンプを三台もってますが、THE TWINはボリュームが安定しないし、63ヴァイブロヴァーブはトレモロがシュワシュワ言ってるし、スーパーソニックヘッドは一回も使ってないのにガリってるし、嫌になります。
一体どこに修理に出したらよいやら。
地元の楽器屋さんは当たり前に三ヶ月くらい修理に時間をかけるんで、そんなんだったら三ヶ月で自分で知識をみにつけられるわいと思ってしまう。
で、おまけにアンプのドライブサウンドこそベストサウンドだという通説がありますが、実際にアンプを歪ませたら、ボーカルの中域にぶつかるし、バンドの中では音抜けは悪いし、ゲインを上げれば歪はあがるけど、音は小さくなるし、前にでないし、本当にアンプのドライブ万能説はウソではないかと思います。
クリーンチャンネルにトランジスタエフェクターのチューブスクリーマをかけた方が断然、音抜けもサウンドのノリもよいです。
この現象はギターがストラトだろうが、グレッチだろうが、ギブソンだろうが、皆同じ結果になります。
アンプがフェンダーだからじゃないか?と思われる方もおられると思いますが、マーシャルのJCM各世代も使ってましたが、同じです。
なんや腹立つ。
◆日曜日は矢郷バンドの毎週四時間リハーサル。
今回はベースのすぎ君が一曲作ってくれた。
すぎ君の曲はブリティッシュぽい。
いろんな要素を散りばめてあり、面白いです。
それを逆にこだわって細かく掘り下げなければ、ロックぽくカッコよくなるんではと、楽しみにしてますです。
私の曲も新曲増やしました。
◆すぎ君もソングライトに加わり、バンドの幅が広がってきました。
広がりつつ、統一感を持つのが一流なんでしょうね。
四人で高い次元の気配りができて、意見を交えて行けば、よき方向へ行くと思います。