コロナ禍以降、「心こそ大事けれ」ということが更に重要になり、ジェントルであることが基本になってきた。
よきことなんじゃないかな。
音楽をやる人種も、「三方よし」の心が重要だとつくづく思う。
音楽は現代芸術の一つで、大意のコミニュケーション。
コミュニケーションは我欲を押し付け合うのではなく、互いを思いやり、互いを認め合うこと。
近江(現在の滋賀県)から、江戸から明治にかけて日本各地で活躍した近江商人。
彼らが信用を得るために、大切にしていたのが、
"買い手よし"
"売り手よし"
"世間よし"
という「三方よし」の精神。
近江商人はこの「三方よし」をモットーに、
自らの利益のみを求めることなく、多くの人に喜ばれる商品を、提供し続けた。
そうして少しずつ信用を獲得していった。
さらに彼らは利益が貯まると、無償で橋や学校を建てたりと、大いに社会貢献しました。
三方よしとは
「商いは自らの利益のみならず、
買い手である顧客はもちろん、
世の中にとっても良いものであるべきだ」
という現代の経営哲学の根本になってます。
この「三方よし」は
現代の日常生活においても、
"相手よし "
"自分よし "
".みんなよし"
という言葉に置き換えられます。
さすれば世界の人々がジェントルな優しい気持ちを持って、困難を乗り越えることが幸せな世の中となるんじゃないかな。
もはや主観を盾に私欲で見栄を張る時代ではないよね。
しっかり日々鍛錬して上達し、水準以上の表現技術とスピリットをもって、人様に表現をし、価値観を提示し、思考と選択を提示できるレベルが、お金をいただいて、尚且つ、リスクをおかしてまで観ていただく価値があるアーティストで、あらゆるジャンルのプロフェッショナルだと思う。
土曜日はThe handsomeplayboysのレコ発ライブ。
The handsomeplayboysは不良が善意を持って行動しているバンド。
カッコつけるのが目的じゃなく。
日本ロカビリーの帝王、ビリー諸川会長が、「優しさをもった反骨精神」と名言を言われたが、まさにロックのアティテュードはそれだと思う。
そんな感じで、ロックの基本も三方よしだということです。
でも反逆精神持っていいのは根拠のある、センスと鍛錬を欠かさない者だけでないかな。
それがない人たちは、コスプレして楽器を持ったカラオケ大会的な集いをやってるんじゃないかな。まぁ、ロックではないこと間違いないんだけど、そういう方々の方が自らを「ロック!ロック!」言うてますわな(笑)
でもそういう方が増えてくれたら楽器が売れて経済が回るね(笑)
すぐ挫折してくれるから、よい楽器が安価で中古で出回って弾ける人達にもよいね。
楽器屋も世の中も潤って。
これまた三方よしだ。
ちゃんちゃん。