◆我がSMASH 9についに登場した。
台風直撃でありながら、会場はほぼ満席で、驚いた。
根強いファンがおられるということか。
SMASHさんはなんとも礼儀正しい折り目ある慇懃な態度でわたくしに接してくださる。
SMASHさんが用意してくださった最前列の席で第一試合から観戦させていただいた。
第一試合のキム・ナンプンさんとリン・バイロンさんはよかった。
キム・ナンプンさんは男色ディーノから韓国でエクストリームのベルトを奪取していた。
キム・ナンプンさんからベルトを取り返すのはわたくしの仕事ではない。
イサミあたりが取り戻し、ベルトの価値をあげるのがよいと思う。
第二試合は朱里ちゃんと野崎渚さん組と中川ともか、植松さん組の試合。
朱里ちゃんと野崎渚さんは垢抜けていて、カッコいい。
もっと世間に届くと思う。
昔の仲間、中川ともかがすごく良くなっていた。
彼女は頭もハートもいい。
植松さんは素晴らしかった。
マジで一流レスラーだった。
第三試合は矢郷良明杯争奪の小路対大原戦。
小路が秒殺で負けた。
ここで、矢郷良明のJCBホール大会公式テーマソングの御披露目だったのだが、小路が錯乱して、つかかってきたので、私のワールドスタンダードになりつつある、殺人コブラツイストで失神させ、おまけにグラウンドコブラでスリーカウントも入れておいた。
小路晃などまったく私の足元にも及ばない。
私の眼中にもない。
わたくしのSMASH、JCBホール大会での狙いはワールド・レジェンド・リバイバルである。
◆ここから会場ではなく控え室モニターで少し見ていたが、メインのKUSHIDAとマイキーのOVWの試合は素晴らしかった。
飛んだり跳ねたりに頼らない、ガッチリとした試合で、思わず称賛をおくった。
マイキーはDXと構想していたスピリット応援団の中でも一番光ってた選手。
バックステージで話したが、とてもナイスガイで、WWEの教育レベルの高さを感じさせられた。
SMASHさん全体を生で初めて観たが、やはりこの団体は悪しき旧時代体質を否定し、革命を起こす可能性を秘めている。
エンターテイメントプロレスの言葉ではくくらせない、大切なものがあると思う。
まぁそこから先はハンドリング次第なんだと思うが、TAJIRIさんが「矢郷良明は使える」と思ったら、いくらでも使ってもらいたい。
わたしは善なる革命の目撃者、加担者になりたいのだ。
私は自由に、やりたいことをやりたい時にやる。
それが大人の特権だ。
矢郷良明Road To The JCBホール大会
あと22日。
SMASHさんとは肌が合う。
初めてアメリカのリングに上がった時を思い出したよ。
◆試合後、新宿ピカデリーにてガンダムUCの封切り初日で観に行った。
チケットが深夜上映まで売りきれで、ガンダムの凄さをまじまじと感じさせられる。
深夜も満員で最前列から二列目で観ていて首が痛くなったが、「赤い彗星」の復活には痺れまくった。
赤い彗星はフル・フロンタルと名乗っている。
今回はまるでシャア・アズナブル復活祭の趣だった。
声もシャア・アズナブルの声、セリフもシャアの名セリフを踏襲、赤いモビルスーツ、シナンジュは当然三倍の速さ、ファンネルは搭載せず、エピオンのように最低限の攻撃装備で闘い、ユニコーンにシャアザクキックをブチ込んでいた。
フル・フロンタルがマスクをとるシーンがあり、素顔を晒すのだが、驚愕の事実が露に。
原作も読んだのだが、アニメになるとまた雰囲気が違いカッコいい。
とにかく会場に大量のガンダムファンが居て驚いた。
なにを間違えたかヤゴウ・アズナブルかと何人にも聞かれたが、私は矢郷良明、それ以上でもそれ以下でもない。
過ちを気に病むことはない。ただ認めて次の糧にすればいい。
それが大人の特権だ。
◆二時間だけ寝て、朝イチの新幹線で富山に戻り、子供達が出場する極真福井県大会にクルマで向かわねばならない。
ハードスケジュールである