矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

疲れた

★毎日遅くまで改装していて疲れ果てた。コンビニでユンケルやキューピーコウワをいくつも買い飲んだり、痛み止めを飲んで疲れを紛らわしたりしている。
かなり広くなったのでこの広さを生かすためリングは置かないでおこうかと考えている。
やっぱり空手が好きなので、道場スタイルにしたい。
今年から少年少女空手に力を入れたかったので道場は確保したからあとは、生徒サンがたくさん来てくれたらいいなぁと思う。
黒帯になったころ自前の道場を持てたらいいなぁと思っていたが、ひょんなカタチで道場を持てた。
ジムやリングを持つより自分の空手道場を持てることの方が私には大変意味があるのだ。
★いまは大人の男性の方が空手をやらないご時世になった。
アメリカは男性で空手や格闘技をやるのはブルーカラーや貧民層、マイノリティで、日本もそれに近くなってきた。
アメリカはエクササイズやカーディオで空手や格闘技をやるビジネスマンや女性は多いのだが、アメリカ51番目の州、日本もほんとに似てきた。
空手や格闘技はもう、選手育成して試合に出すファッションファイトの時代ではないと思う。
見る側とやる側の壁はとてつもなく高くなった。
誰もがプロファイターになれるという幻想はMMAの登場で崩れ去った。
体の小さいものは大きいものに勝てないという現実もどんどん露になって行く。
この現実の露見に智慧あるものは、短絡的な腕力の強さではなく、その向こう側の、一つ上の次元の人間の力を作る時代なのだと悟り出した。
ジムや道場はそれの手伝いをするべき一つのチャンネルだということも。
私もその方角を見て歩いている。