矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

不幸の原因は自身にあり。

福沢諭吉さんは日本人の中でも傑出した偉人であります。

橋本左内とは同年代、坂本龍馬は一つ年下、高杉晋作は五つ年下、吉田松陰で四つ年上。これら幕末の人物と同世代であります。

また勝海舟さんとは不仲で、諭吉さんは公然と批判し、勝海舟さんは、土地をもってるのに金を借りにきた諭吉さんの借金を断ったり、からかったりしてます。

勝海舟さん、福沢諭吉さん、どちらも偉人であり、私も双方を尊敬しておりますが、不仲もどっちもどっちでございます。

◆世の不幸を無くすために、福沢諭吉さんは“衆心の発達”を訴え、大衆のリテラシー、審美眼、教養の向上を願っておりました。

勝海舟さんも同じような思想で、大衆の教養向上こそが国富と平和に繋がると考えていました。

自分が愚かであるということが、自身すべての不幸の元凶であります。

それを知っても、自分で自分を責める暇があったら、一歩でも前に進めばいいと思います。

「自分はダメな奴なんだ」と言ってる人は甘えてるのです。

そんな人間を相手にしてる時間はないのです。


◆教育は、学校や習い事も重要ですが、家庭での父母の姿と生活が最も重要であります。

本を読まない親の子は、本を読む習慣をもたないし、教養のない体型をした親の子は、肥満か激ヤセかしております。


親の日常習慣が子供の知的レベルに必ず、反映されます。


子は親の鏡で、子の成長を願うなら、まず親自身が自分を律せねばならないと強く思う次第であります。

福沢諭吉さんは、“一家は習慣の学校なり。父母は習慣の教師なり”と申しております。

◆親が自身の子を「一流の人材にしよう」と思えなければ、誰が我が子を一流の人材に育ててくれましょうか?

そして、我が子を一流にしょうと思ったら、親自身が社会貢献の一流の人間になろうとして、その姿をみせなければなりません。

子を産んだ責任は、“親も生きてる限りは、子供と平等である”と自覚して、日々、努力・向上をしなければなりませんです。