◆日曜日は福井県営体育館で極真北信越大会。
早起きしてクルマで90分かけて到着。
開会式が1時間もやるのには参った。
おまけに偉い人達は子供達相手に尖閣諸島問題とか演説していて、(笑)
偉い人達は明後日にボールを投げるの好きだなぁ。
◆今回はあまり期待せずにいたら、強豪揃いのレベルの高い大会なのに、矢郷道場勢はみんな結構良い動きで、「やっぱり子供は判らない」と驚いたり楽しんだりでした。
まず、膝が痛くて全然稽古してない六年生、サダムが初戦突破。
彼は入門時からガッツはないけどセンスはあるという、ゆとり小学生の典型みたいな子供なんだけど(笑)試合になると彼なりにキチッと試合成立させる。
たぶんウチの道場の六年生では一番強い。
しかし膝痛いで、二回戦で敗退。
次は六年生、ハヤ君が登場。
ハヤ君はお母さんと私に改名を迫られるくらいの勢いの一回戦敗退。
彼は頭も性格もよいんだけどなぁ。
三人目は三年生、アッキー。
彼は遂に曲者の本領を発揮し、あのレベルの高い中、ベスト8に入った。
ベスト8の試合も互角だったんで、相当強くなってます。
アッキーは相撲大会で準優勝したあたりから変わってきていて、カラダつきも凄く良くなったし、つい最近、急にパンチが上手くなった。
このことが天性の曲者ぶりと合わさり、実力発揮に繋がったのだと思います。
アッキーは今後も期待大。
四人目は五年生、風邪で当日熱が38度超えていたリキ。
リキの相手は全日本大会連覇中の極真関西総本部の横山君。
この横山君の強さ、尋常ではなく、身長はリキより小さいが、大袈裟ではなく、実力はウチの道場の高校生、竜二に匹敵すると思う。
リキは顔面に蹴りと腹に下突きを喰らわされ合わせ一本負けだったが、横山君の一流の強さに触れることができたのと、怯まず打ち合いできたのは上出来だった。
試合後も自分の不甲斐なさに何度も悔し涙を流すのを観て、学校の学習発表会を休んで試合に出た甲斐があったと私的には満足してます。
リキも将来が楽しみな一人です。
五人目は四年生女子、スエラ。
スエラは相手がまた大きく強い女の子で判定負けしましたが、怯まず真っ向勝負で、まったく後ろに下がらず、他の道場の先生方もビックリの成長ぶり。
スエラもかなり強くなってる。
スエラは四年生当時の杏奈さんや葵と比較したら、遥かにスエラの方が強いと思う。
彼女もかなり将来有望であります。
◆矢郷道場の二年生カイト、三年生、アッキー、虎、ヒロト、四年生女子スエラの五人は年代・体格・実力が似ていて、ライバル争いをしているので成長が著しい。
この五人はもっと頑張って全日本大会で活躍してもらいたいです。
◆今回、試合に出場した子もそうでない子も、急に強くなるってことはあり得ないので、日々、真面目にコツコツ稽古して、自分なりに成長して、人間としての成長の糧にしていってくれたら幸いでございます。
◆今大会もまた拳武塾の達先生、生徒の皆さん、応援してくださりありがとうございました。
達先生は声を枯らしてまでセコンドしていただき、本当に感謝しております。
矢郷道場の子供達、親御さんも心から感謝しております。
そして毎大会、ご丁寧にご挨拶と気さくに話しかけてくださる他道場の先生・先輩方に感謝でございます。
私はよい先生方との出会いに恵まれていると感謝しております。