矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

空手大会

日曜日は新極真空手さんの大会だった。

矢郷道場からは葵と杏奈とマサヤと静也の四人が出場。
葵は小学生五、六年の部女子で優勝
杏奈は女子ライトコンタクト部で優勝
マサヤは小学生二年生の部で優勝
の結果。

中学生の翔や竜二は対戦相手がいなくて試合がなかった。
新極真さんの大会はまだ新しい大会なので規模が少し小さいので、受験を控える世代の生徒さんがは少なくなるのだ。
中学生になると部活と受験で空手をかなり辞める生徒さんが全国的にいるのは仕方ないが、その分、大きい大会などになると本当に空手が好きでものすごい強い子供しか出てこない。

毎回だけど男子より女子の方がレベルが高い。
小学生高学年、中学生は成長期が女子の方が早く、体格や脳、精神の発達が男子より早いから、人間としてこの時期は男子よりはるかに優れている。

◆杏奈はたくさん練習したかいがあって、組手が進歩していた。

葵は試合の1ヶ月前ちかくに右足首の骨折と靭帯損傷していて、思った稽古もできず、一応医師から完治したといわれても右で蹴るのを躊躇っていたが、試合になったら普通に蹴っていた。
それで右下段でわざあり2つとって優勝したので、立派だと思う。


◆出場しておられた道場さんのなかでも前年と同じく石川県の拳武塾さんが目を惹く強さがあった。

富山の尚道館さんも基本と直結した組手を構築されており素晴らしかった。


◆試合に勝つ人は才能より努力の人がほとんどで、子供の時から「できないことにチャレンジしてみょう」という気概とガッツを持っている。

器用な子供は真似るのだけが上手いが、出来た気分になっちゃって、身に付くまでの努力を怠るので結局、なんにも身に付かない。

◆大人になって人の風下にいる人は、子供の時から本物を身に付ける努力を怠った結果に他ならない。
そしてそんな親から産まれた子供はもっと駄目になる。

立派な子供の親は当然立派で、子供に不満を持っている親は親自体が社会でなんにもできてない証拠なんだと思う。


空手とか武道のリスキーな世界は人の虚飾を取り払う