イシケンさんの計らいで、下北沢CCOで私のギタリストの神のおひとり、澄田健さんとアコースティックライブをさせていただきました。
澄田健さんは音楽の幅も大きく、それでかつ、唯一無二のオリジナルスタイルを持たれるという凄いギタリストで、音から技術から日本人離れしていて洋楽のギタリスト界隈のトップクラスのような方です。
いろいろなバンドに関わっておられるのですが、The STALIN Zでもギターを弾き、柴山さんのZi.laiyaのギタリストを経て、VooDoo Hawaiiansで活躍されておられ、
陣内孝則さんのTh eROCKERSの新しいアルバムでは曲作りからアレンジ、プロデュースまでほぼ澄田さんがやっておられ、これがまた素晴らしいアルバムで、日本語ロックンロールアルバムの中では最高位に着ける作品です。
ベースが日本最強のベーシスト、穴井さんで、リズム隊が分厚く、そこにfender jaguarのパキッとしたギターが載るというシンプルかつゴージャスなサウンドウォールで、このfender jaguarの音が私の求めてきたサウンドで、これはfender jaguarを買わないとあかん、と探したらオールドばかりで値段が破格で、それと友達のガールズトリオバンドThe Slanのエミちゃんのトレードマークがfender jaguarのクラッシックな逸品で、んー…となり、似たような方向性のジャズマスターを買った経緯があります。
ジャズマスターはロカビリーではない私のバンド 5to1やソロで使っております。
そもそもジミ・ヘンドリックスがフェイバリットなのでストラトキャスター使いであり、(SRVもすき)エフェクトもワウペダルとFuzz必須なタイプですが、スティーブ・ジョーンズがフェイバリットでレスポールカスタム、ジョニー・サンダースがフェイバリットなのでレスポールJrTV使いなので、ギタースタイルがブルース、ロックンロール系統ですが、ピンクフロイドのディブ・ギルモアやキングクリムゾンのロバート・フィリップ、ジョニー・ウィンター、スティーブ・クロッパーが好きでそんなのばっかり弾いてたんだけど、クリス・スペディングが1番好きで、クリス・スペディングさんが10年くらい前のアルバムPerlのジャケットでグレッチの6120を持っているのを見てこれは買わなければと、グレッチライフが始まりました。
で、ロカビリーギタースタイルを学んでたらどうもブライアンセッツァー以降のスタイル踏襲型のギタリストに共感できず、スコッティムーア、ジェームス・バートン、クリフ・ギャラップ、リンクレイ(リンクレイはちょっと違うか)なんぞを聴いて弾いてました。
そんな脈絡がどうも澄田健さんにも近い感じで、澄田さんは60年代、70年代ロックギタリストをマニアックに踏襲しつつロカビリーギターが弾けるという、古いグロッサーメルセデスにダッジのヘルキャットエンジンが積んであるみたいな最高なギタリストです。
歌も素晴らしく、カッコいいんですがとにかくセンスが粋な方でございます。
澄田健さんの歌われる、プレスリーナンバー"LOVE ME"も本番前に澄田さんから「ロバートゴードンのNewalbumどうだった?」って聞かれてて、その流れから、"ロバートゴードンのカバーバージョン、Love Meで"とMCされて、澄田さんは歌われておりました。
お友達が私と澄田さんのアンコールセッションまでアップしてました↓
私は緊張してとりあえず頑張ったみたいなライブでした。
ニック・ロウさんの恋するふたりを歌ったのですが、この時私が弾いてたギターが実はニックロウさんが前に所持していたギブソンなんです。
私の出番終わりに澄田さんが参加してくださいまして2人でエルビスプレスリーのサスピシャスマインドを演りました。
澄田さんと初めて共演させていただいた時に私はソロアルバムを収録していて、サスピシャスマインドの収録をしており、澄田さんも同じ時期に陣内孝則さんロッカーズでサスピシャスマインドをレコーディングされていて、リハでその時に私が歌ったら「エルビスやるんだ!」とお話しになりまして親しくなった経緯でございます。
本当に素晴らしいライブでよき想い出となり、また、遥かに高いピークにおられる澄田さんとご一緒させていただけて、様々な叡智と感性を授かりました。
本当にお金では買えないことでございます。
会場には様々なアーティストさんが来ておられました。
↑日本トップで活躍するグラムロックバンド、Young Parisianのボーカル、ツネグラムサムさんとギターのケイジロンソン‼️
ツネグラムサム氏はライター、カメラマンとしても著名で、ロック系パンク系雑誌のトップ記事、インタビュー記事などツネさんの作品多く、最近もボロックスでダムドのインタビューとヒストリーを書いておられました。
The Modsのムック写真集もツネさんの作品でこれもまたいままでのMods関係本とはテイストの違うクオリティ高い作品でした。
また日本でのカルト的な人気を誇り外部とあまり接点を持たないザ・ウィラードのJunさんのインタビュー記事も秀逸で素晴らしいです。
私も仲良くさせていただいてるJoealcoholさんとも共通知人で、Joeさんのアルバムジャケットやインタビューはツネさんの作品です。
そしてプロレスラーとして最初で最後に伝説のパンク雑誌、DOLLのインタビューを受けたのが私で、その記事もツネさん作品です。
本当にツネさんには感謝しっぱなしです!
そして、ケイジロンソン‼️彼は天才的なギタリストでYoung Parisian以外にもストレンジムーンや様々なバンドで活躍しており、レコーディングプロデューサーとしても素晴らしく、Joe alcoholさんのバンド、ワンダフルワールドやソロはケイジロンソンの仕業で、とにかくぶっ飛んでます!
本当にカッコいいです!
↑ タケバンのギタリスト、チェリーさん‼️
チェリーさんとは毎年富山でライブご一緒してまして、もう長いのですが、話すようになったのはこの2年くらい前で、チェリーさんが澄田さんの弟子筋にあたるということでお話しするようになりました。
チェリーさんは寡黙で真面目な方なんですが、あの竹入さんをコントロールしているあたりは只者ではないなと思います。
ギタープレイもシンプルでエフェクトも少なく、竹入さんが事務所の社長にギブソンSGギター欲しいなと言ったら、「これ持っていけ」と、事務所にあったヤマハSGを持たされ(同じSG名でもカタチが全然違う/笑)それが巡り巡ってチェリーさんのメインギターになってる。
ヤマハSGは意外によい音で、レッチリのジョンフルシャンテも使ってました。
GDフリッカーズの原さんが竹入さんのSGを弾いてなかなかよい音だよ!となり、チェリーさんの手に渡ったようです。
チェリーさんギタープレイはキメの細かいスタイルで素晴らしいです。
うじきつよしさんもお越しくださいました。
澄田健さんの先輩で歴戦のうじきつよしさんも澄田さんに一目置いておられるようです。
テレビで拝見するままの優しいジェントルマンで、気さくにお話ししてくださいます。
子供ばんどのメンバー、ベーシストの湯川トーベンさんも澄田さんとイシケンさんとコンビニでクラフトビールを買ってたら偶然会いました。
下北沢はアーティストさんたくさんおられます。
プロレス仲間の中川達彦さん御一行も来場されたくさんお話し盛り上がりました!
本当に御来場の皆様ありがとうございます‼️
本当によき1日となりましたイシケンさんに感謝です!
いろいろな財産となりました!
まだまだミュージシャンとしてやれそうです。
東京は緊急事態宣言下なので感染対策などいろいろ配慮されておりました。
久しぶりの東京なのでいろいろ変わりゆく景色も観ておりました。
個人的に東京や大阪に感染者が多いのは、人口も多いからですが、飲食やアルコール云々の前に、皆様、パーソナルスペースが確保された地方のクルマ移動生活とは違い、電車通勤・移動が当たり前で、とくに私鉄の通勤車両が満員なのがほとんど変わってないので、「それは感性するわな」と観てつくづく思いました。
また逢おう東京‼️