黒のホットロッドに続いて、前々から探していたダイナソニックピックアップ付きの6120が見つかったと連絡あり、色はゴールドで24金パーツという稀有な機体だというので即送ってもらった。
この機体はブライアン・アダムスのギタリスト、キース・スコット氏のシグネチャモデルで、到着次第いつもリペアメンテナンスでお世話になってる102worksに配線リファインをしていただいた。
今回は原型を活かす為に、トーンやボリュームをバイパスするホットロッド配線にせず、コンデンサと配線材の交換にとどめ、オクターブチューニングの合わないスペースコントロールブリッジやオリジナルペグのままにすることに。
あとはビグスビーのスプリングをロングに変えストリングリテイナースポイラーに交換。
自宅で弾いてるときはノイズが多く心配したが、スタジオで鳴らすと全然問題なく、バンドサウンドに埋もれることなく、フィルタートロンの6120で問題点だった6E弦のパワーの無さを解決した、ハイパワーでキレのあるエッジの立ったシングルコイル・ディアルモンドの音を堪能しました。
アンプも故障していた59ベースマンリィッシュがリペアされたので、スタジオで初音出し。
59ベースマンリィッシュは音が固く、スピーカーが10インチ4発で低域がでにくく悪い歪みが出て、音が作りにくいのですが、パワー部のクリーンに近づける
調整、プリ管一本目のゲインを
押さえて歪みにくく調整していただいたら、かなり扱いやすくなりました。(パワー下げたのでボリューム3以下だと音はでないです。)
足元はダイムバッグクライベイビーとケンタウロス後継機KTRとJRAD/アーチャー・アイコン(二台ともドライブを弱めにして、同時に踏むとオーバードライブくらいの効きになるようにしてあります)と今年下半期のフェイバリットエフェクト・トレモロ(トレモロは使い勝手よく、フェイズ90より全然好きです)アナログディレイを配してあります。
Cools BBA Special用のエフェクターセットも基本同じで、クライベイビーがあるかないかの違いになっとります。
新しい金色6120グレッチ(通称百式)は他の6120よりネックが太かったりボディトップ・バックとも硬く、本体の厚みも厚くガッチリしていたり、明らかな違いがあります。
スペースコントロールブリッジのせいかよくわかりませんが、チューニングがあまり狂いません。
なんかグレッチのアバウトさが少なく
ギブソン355みたい真面目に作ってあります。
この真面目さは限定生産キース・スコットシグネチャモデルというのが理由なんだろか。
そういえば他のシグネチャのブライアンセッツァー6120やカルトのビリーダフィシグネチャもしっかりした作りだった記憶があります。
ハイスタのシグネチャ、なんちゃらファルコンはグレッチ通常運転なデキだったけど。
所持するグレッチを弾く写真をば。
1番最後は 5to1結成前の写真。
皆若い。