岡本太郎さんの記事を読んだ。
この方は本当に巨人芸術家である。
パリ大学時代は美術を学ぶより思想を鍛えようと、民俗学を学び、創造活動の素地を広げていかれた。
岡本太郎さんの友人には、あのバタイユ、カンディンスキー、モンドリアン、アルプ、ソニア・ドローネ、モホイ・ナジ、写真家のブラッサイ、マン・レイ、キャパなどがいる。
岡本太郎さんは文筆家でもあり、縄文ブームを引き起こしたりしている。
著書、『今日の芸術』では、
《芸術は、うまくあってはならない、
きれいであってはならない、
心地よくあってはならない》
という価値転換の名言を遺される。
岡本太郎さんの活動は多岐に渡り、本職はなんですか?と聞かれる度、「あえていうなら人間かな〜」と答えておられた。
岡本太郎さんはテレビに出る変なオジサンのイメージを持たれたが、「誤解の満艦飾となって誇らかに華やぐべきだ」と言い切った。
大衆は愚かで真実を見抜くことはなかなかできない。
ちょっとした知識層も、誤った知識を真実と考える、歪んだ審美眼しか身につけられていない。
せめて表現者、創造者は岡本太郎さんを学び、なにが真実で、なにが人の世に必要なのか?を真摯に持たなければならないと思う。
本日は私のレギュラー番組が、矢郷良明の矢郷良明的こころに改題されて、第一回目の放送。
イタズラごころでラテ欄がどうなるか?と番組名変更してみたのだが、下記写真のように、攻略成功した。
アホだ(笑)