矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

ジーク矢郷

◆最近、つくづく「なにか一つに特化した人生を送ればよかった」と後悔している。

一つのことに特化した人は職人肌や学者・研究家肌の奇人だったり、社会と断絶しているのでコミュニケーションがとれないような難アリ人間にばっかりなんで(笑)「そんな大人になっちゃいけない」と思ってきたのだが、社会は意外に優しく、そんな人を大手を広げて受け入れていて、尚且つ、そんな人ほど大きなお金を手に入れているということが判ったのだ。


なんか「何でもできるってことは、何もできないことだ」と昔、誰かに言われ「ナニ言ってんだバカ」と思ってたが、いま考えれば言った人は正しかったのだね(笑)


人生、ファミレスの食事みたいなもので、何でもあるってことは美味くないってことなのだ。

だから「器用貧乏」なることばがあるのだ。

そう悟った私は、人生のリセットボタンを連打したい気分である。


◆プロレスをやれば「毎日プロレスばっかりしてたい」と思い、ギターを弾けば「毎日ライブとレコーディングしていたい」と思い、 ジムで空手やキックの組手しながら指導していたら「毎日こうしてたら楽しい」と思ったり、ラジオ番組をやれば「毎日ラジオをやれればなぁ」と思うし、本を読んでいたら「本でも書こうか」と思うしで、本当になんでもやり過ぎなんだと思う。

なんでもやって、その一つ一つを"人並み以上のレベル"にしようとするから莫大な時間とお金を消費してしまい今日に至ったのだ。

これは端から見れば楽しい人生に見えるかもしれないが、身近な人には典型的な迷惑で、悪い人生の例なので、よいこは真似しないように注意を促したいと思う。

◆かといって自分は、これから何かに特化するのかといったら、そんな気はさらさらないのも我ながら謎である。


こうやって右往左往してるうちに人生、寿命がくるんだと確信している。


ジーク矢郷。