矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

レバレッジ

◆文芸雑誌の梅原猛さんの寄稿が面白かった。

「資本主義の基本はモノづくりにあり、良いものを作ってそれを安く売って、生活を豊かにして民衆を幸福にするという精神が資本主義の基本にあるはずで、それが米国では失われており、アメリカ社会の最高の知識人が、不健全な実体を伴わない金融工学を志向しているからいつか崩壊するだろうと思っていたら、本当に崩壊した」と。

梅原猛さんは、社会主義が崩壊して次は資本主義が崩壊したとし、近代文明が間違っていたと結論し、近代思想をつくったデカルトを批判し、「近代の自然科学は天動説を否定して地動説を採用しましたが、哲学においてはまだ天動説で、人間が中心で人間の周りを一切の物が回っているという思想である」といっておられた。

◆自分は二十歳くらいの時にアドルフ・ヒトラー我が闘争を読み、その読感から「歴史上、いまだかって、間違いも正解もない。そしてそれは永遠に。」という結論に達しました。

だから梅原猛さんの言われる間違いってのは違うと思います。


地球が有る限り、地球自体が自然の試行錯誤が続けられ、生まれたり滅びたりを繰り返しているだけです。
間違いも正解もありません。


"間違い"を言い出したら生きてることが根本的な間違いになるのです。

若いときに働いていた中小企業の社長が、問題の原因をエセ哲学的にグダグダ追及するのがすきな人で、「そんなこといってたら生きてることが誤りってとこに到達しますよ」と教えてあげました。

その社長さんの会社も倒産して、家も財産もとられてしまいました。

どうしているやら。


◆今の経済破綻は金融破綻から起きていて、リーマンやモルガンスタンレー、ゴールドマンサックスなどの証券会社が、他人資本自己資本利益率を高める「レバレッジ」を何倍もかけて取引していたことが原因です。

この経済破綻で世界恐慌になりつつありますが、世界は何度かこの恐慌に出会い、その度にある方法で恐慌から脱出しました。

世界戦争です。



◆ジムに来てくれてるカナエ(ドラクエもん。パピコ好き)が上越の戦国祭りとやらで、地域限定「前田慶次キューピー」をお土産に買ってきてくれた!

ありがたいこってす。
感謝♪


梅原猛さんが危機の時代には織田信長豊臣秀吉直江兼続篤姫のような乱世型人間が求められると書いてましたが、 そういった救世主ってのは異端児(ヘレティック)でありまして、いまの世の中では異端児を小さい時から排除していく文部科学省からのお達しがあるので、 余程探さないとと前田慶次みたいな異端児には出逢えないでしょう。