矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

総論と各論の相違

◆大阪から昼過ぎに帰り、銀行から連絡があったので閉店までに間に合うように急いで移動。

事務所に戻ったら残務整理。
ラジオの企画しようかとしたら、ケーブルテレビから連絡あり、別の仕事を。

すぐ18時を過ぎる。
自分の日課のトレーニングの時間になる。

杏奈さんが来たのでウエイトトレーニングのサポートする。

ジムのお客さんが引けたので暇を見てギターの練習。
録画しておいたWWEを観る。
トリプルHビンス・マクマホンの娘婿であることをカミングアウトしてランディオートンとの対立が表面化。レッスマニアでの一騎討ちは必死の素晴らしい展開。
日本のプロレスとはレベルが違う。


文芸誌ワタミ株式会社の渡邊美樹さんのインタビューを読む。
面白い。

渡邊さんが「日本人に欠けているもの」として総論と各論が一致しないことを挙げていた。

日本人は頭がいいから総論は分かる。
介護業界はこうなればとか、農業はこうなればとか。
で、そのために「あなたは何をしますか」といったら途端に態度が変わる。

この矛盾は政治に著しい。
こうした「総論賛成・各論反対」の矛盾は日本から追放したほうがいい
と語っていた。


◆日本人は独特で、本年・建て前を普通だと思っている。
例えば「タバコは自分にも他人にも悪いからやめないと」という建て前を語り、本音は「でもやめられないんだよね」といってやめない。
「痩せないと体に悪いんだよね」といいながら腹一杯食べてるデブとか。

建て前こそ究極の本音であって、それを実行すればよいのだが、我がことすら他人ごとのような感覚で、それが総論としての善を理解しながら、エゴで各論を選ぶという「自分ではなく誰かがやるのだろう」という、堕落した感覚が日本社会の麻痺の原因になっていると思う。

日本は不況だと騒ぎながら、バブル期の個人貯蓄700兆円から現在はその二倍の1500兆円の個人貯蓄を持っている。
10年で個人貯蓄を二倍に増やした日本人の感覚は総論を無視した個人主義がますます増長したと思わざるを得ない。