矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

子供は大人

◆子供の空手教室で五歳の景虎君と組手をしてみた。
まだちいさいし、少しずつ基本と型をおぼえている途中なんだけど、彼の本質的な部分が見たくて組手っぽくして攻めさせた。

いつも自分は初めて組手する時、年齢問わずレッグスゥイープやカウンターの前蹴りで、転ばして反応をみるんだけど、子供の場合泣いたり、泣かなくても転んでビックリして、そのあと萎縮してなにもできなくなるパターンがほとんどで、大きくなるにつれて泣かないんだけど転んでビックリして萎縮してなにもできなくなるパターンがほとんど。

ところが虎君、前蹴りを軽くトンと当てられ転ばされたら、カチンときたらしくガンガン責めてきた。

こいつは素晴らしいです。
体も小さくて、色白で利発な顔をしていて、普段大人しく礼儀正しい虎君が意外な「負けたくない!」って本質を持っていて嬉しいです。

◆子供って親御さんの遺伝と躾と生活環境で形成される面は確かにあるんだけど、実は子供は誰に似たのか判らない、親にも関係ない生まれつきの独自の「己」を持っていて、それが環境で変化していってるのだと思う。

大人は赤ん坊に対して真っ白なイメージがあるが、生まれつき、自分のカラーを持っているのだ。

それが個性である。
その個性にはすでに良い面と悪い面が備わっていて、それを親御さんや周囲が把握して、倫理観を教えながら良い面を伸ばしてあげればよいのではないかと思うのだ。

と書くと親御さんは子供の意志と自主性を尊重するがよいと考えると思うが、それは逆に親の自信のなさの表れのような気がする。

子供達は物分かりのいい親より「子供になにも選ぶ権利なんかない!」と言うような自信満々な親や大人を期待してるんじゃないだろうか?

自分が小さいときもそんな大人がカッコよいと感じていた。

親子って親子になった時から、勝負してるんじゃないかな。

だから大人はもっとしっかりしましょう。