◆学研の歴史群像シリーズからついに前田慶次が発刊された。
近年発見された慶次所有の全長313センチの螺鈿散らしの槍や刀、自作の卒都婆小町に使われる老女面を模したような能面、自筆の和歌5首、茶碗、編笠などカラー写真で掲載してあり、慶次ファンにはたまらない本になっている。
そのカラー写真の中でも一際目を引くのが慶次が使用していた瓢箪。
瓢箪の胴に戦雲如墨疾雷雨祝出陣神酒一杯と自分の名前・利貞(慶次は利貞の名前も使っている)と刻んであるんだけど、その名前の下に「へのへのもへじ」を書いて刻んである(笑)