矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

ブラックキャッツ

新日本プロレスさんの興行があり観戦。
プロレスをやるようになって初めて富山で新日本プロレスさんを生で観戦した。


◆懐かしいブラックキャッツのヒートウェーブのCDを中古やさんで発見し購入。
アナログでは持っていたがとりあえず買っておいた。

ブラックキャッツはクリームソーダの店員さんが組んだロカビリーバンドである。

田舎ではよくキャロルやクールス、酷い時は横浜銀蝿(名前を書くことすら恥ずかしい)と同列で受け取られているが、ブラックキャッツはまったく次元の違うバンドである。

前記したバンドのように音楽で成り上がろうみたいなダサいセンスは持ってなくて、いい意味で遊びでやっていたバンドである。

クリームソーダ創始者、山崎眞行さんが当時親交のあったヴィヴィアンウエストウッド・マルコムマクラレンの影響を受けたのかどうかは判らないが、とりあえずシャレで作ったバンドだと思う。
だからファーストアルバム、セカンドアルバムは確信犯で、かなりチープな演奏とレコーディングで、だけどやけにセンスのよい選曲をしたアルバムになっている。

「俺達、ビッグになるニダ」みたいな金儲け目的のガツガツした雰囲気がなく、見栄えもよかったせいか、いきなりアメリカでオーバーし、人気を得てアメリカツアーもしてる。
クラッシュやジョニーサンダースもブラックキャッツの大ファンだった。
自分も中学生の時に原宿のカレッジパラダイスでブラックキャッツのメンバーやクラッシュのサインを見た覚えがある。

で、ヒートウェーブは三枚目のアルバムなんだけど、技術的に向上し音楽的になったんだけど、ファーストやセカンドのカッコよさがまったくない。
その訳は「上手くなったから」である。

アマチュアバンドをやってた10代の時、年配のブルースバンドのギタリストの方に「楽器が上手くなったらロックじゃなくなるよ。人間が丸くなるっていうか。カッコいいってことは技術じゃないから。」と言われたんだけど、まさにヒートウェーブは技術と引き換えにカッコよさを失ったっていう、典型的な例である。

聴いた当時もがっかりした思い出がある。
そして今聴いても「こりゃダメだ」と思った。

と思ってブラックキャッツを聴いてたら、四年前の雑誌DOLLが出てきて、自分のインタビュー記事を書いてくれた恒遠さんがブラックキャッツについて同じようなことを書いていてビックリ!。
おまけに山崎眞行さんにインタビューまでしていて「三枚目はダメだ。」と言っていて、音楽で食いたい的な色気を出したから解散したと書いてあった。
ビックリ。
山崎眞行さんにもビックリだけど恒遠さんの着眼点とセンスにも本当にビックリ。
ちなみにこの号にはキャプテンセンシブルの素晴らしいインタビューもあり、それも恒遠さんの仕事である。

そんな恒遠さんに見い出され、知り合えた自分は本当にラッキーだった!といま再び喜んでいる次第である。

わっはっは♪