矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

VIVA LA ACID

◆イギーポップとドアーズトリビュートの中古DVDを980円で購入。
フランスで制作されたイギーポップのキャリアを映像とロングインタビューで構成したA PASSION FOR LIVINGはとてもよかった。
◆彼は若い頃からドラッグにどっぷりであるが、若干才能のある人間が、精神科に行けば間違いなく病気と診断され薬を処方されるようなレベルの天才達(それは音楽だけでなく、絵画・文学・哲学・数学者・スポーツ選手なども含め)を相手に勝負するには、精神にドーピングしして人工的に狂わねばならない。
イギーポップはビッグフェイムを掴んだキャリア後半には、ドラッグを抜いてクリーンになったが、ビッグフェイマスになるころにはドラッグナシでもサイコペイシェント相手に勝負をできるレベルにたどり着いたからだろう。

ビッグフェイムにたどり着くだけが目的だったら死んだほうが早いが、彼はそれが目的ではなかったから生き延びたのだ。

◆ドラッグは凡人を超人に変える魔薬である。
しかし人間の可能性は自分達が思う以上に広大であるから、功を焦らず、諦めなければ、凡人でありながらも、常識を越えた世界で勝負できるのではと思う。

◆肉体系ドーピングは、活動の寿命が短い間しかないスポーツ選手やモデルやタレントは、筋肉増強系ドラッグや、整形(これもドラッグみたいなモノである)などを当たり前に利用している。
これに頼らなければ、動物学的に『旬な時』のパフォーマンスを最大に活かせないのとの判断で使用してるのだろうが、筋肉系ドラッグに関しては、アメリカでは現在アシッド・覚醒剤と同等の禁止薬物になっており罰則が厳しいので、これから使用者はかなり減ると思われる。
それを受けてMMAやエンターテイメントスポーツの運営姿勢も変わってきているし、ボディビル界も審査基準が変わると思われる。
日本人プロボディビルダーでオリンピア出場した方が、筋肉増強系の薬物を持っていて空港で逮捕された事件が年末にあったが、保釈金が2000万円も必要らしい。
このような残念な事件もボディビル界の常識が変わればなくなると思う。
でも整形はなくならないと思う。