矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

LIFE IS FILTHFUL

◆今月に空手の試合があるので子供達も稽古が追い込み。試合は一発勝負だから、ハートの強さがないと、稽古した技術も体力も発揮できないし、冷静な判断もできない。
でもそのハートの強さを作るのも、日々の稽古しかない。
子供達は毎日頑張ってる。
◆タイガーピット主催でクラブで試合をやっていた頃は20代の若い人達が何人もいたのだが、とにかくみんな練習しなくて(笑)、週に一回か二回しか練習にこなかった。今考えるとホントにレベルが低くて、いま真面目にジムにきておられる30代の会員さんの方が全然強いと思う。
前に所属していた空手道場時代も、稽古にたまにしかこない人が平気で試合に出ていた。(当然勝てない)
◆そんな週に1、2回練習したくらいで試合に出るなんて、まるで『のど自慢大会』感覚である(笑)
一生懸命稽古して試合に出てこられる選手の方々に失礼だと思う。
そんなこんなもあり、選手とかプロとかの指向に疑問を持って、ジムの路線を切り替えた。
◆空手の子供達も、いまジムにきておられる会員さんにも、選手になるのはあくまで努力の結果であり、それが目標であるという、打算的な発想はしてもらいたくない。
皆さんには練習で身につけれた心技体を生活・人生に還元されてくれればと願うばかりです。
◆そういえば私が前に通っていたジムの先生も、選手に「プロになれるから」とかいいながら、なだめたり、おだてたりしながら(笑)胃潰瘍になりながらも選手を育てておられた。
そんな思いをしてまで育てても、選手要員だった人達はプイっと辞めてしまうし(笑)、そうかといって、プロで食っていける人間はほんの数%で(テレビに出るような選手もトップ以外のほとんどが、サラリーマンの年収以下の現実である)、それも選手でいられる期間は短いしで、「指導する側はどこまで生徒さんの人生に責任を持つべきなのか、責任がとれるのか考えてしまう」とよくこぼされていた。
◆選手は引退したらジムを経営するっていっても、選手の能力と指導者・経営者の能力はまったく別だからほとんどそんなことは不可能で、結局、就職して社会で一からやり直さなければならない。
また試合も、アマチュアなら試合に勝つことだけに集中すればよいが、プロってタレントを求められ、観客論・チケットリフレクションまで関係してくるので、試合自体がおかしなことになってしまう。
そんなこと考えるとプロってホントに疑問である。


◆マンガ家の西原理恵子さんの元ダンナさんのカメラマン、鴨志田穣さんがアル中と腎臓ガンで亡くなられたのを今日知った。
残念である。ご冥福をお祈りします…