矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

愛か金か(笑)

◆80年代に発売されたジャパニーズロックバンドのアルバムを今聴くと、レコーディングが当時の流行りの音でされているモノが多く、確信犯の商業ミュージシャンではないロックバンドは、ビジネスと表現の狭間でのミュージシャンの苦悩が感じられる。
◆80年代の日本ロックシーンにインディーズブームが起こり、たくさんのバンドが生まれたのだが、ほとんどのバンドは曲もサウンドも、セールスを意識した作品はがりで、この時からビジネスではなく、表現の自由を求めて生まれたインディーズの概念は無くなってしまっていたのだなぁと気付く。
◆しかしウィラードってバンドは違っている。
メジャーデビューアルバムからサウンドが今でも違和感なく聞けるように作られてる。
特にセカンドアルバムのサウンドはクオリティが高い。
これはセールスの呪縛から逃れる為のポジションを、インディー時代に確立していたため(ここが難しいのだが)、本来のインディーズ精神をもったまま、好きなサウンドを追究しているのだと思う。
現在のウイラードもセールスを意識して媚びたような曲は皆無で、それがかっこよさを醸し出しているのだて思う。それで尚且つメシを食っていけてるのだから、ホントに称賛に値すると思う。
◆芸術でも、音楽でもスポーツでも、みんなこれでメシを喰いたいと思って、手を替え品を替え、どうしたらお金になるかを考えて七転八倒しているんだけど、余程の努力しないと無理だと思う。
金の為に絵を書く画家、生活に追われながら真理を追究する哲学者…作曲家…みんな鬱病になるのは当然だと思う。
でも、そこで金にシフトするとアーティストとしては終わりだと思う。
これを乗り越えれるかが、分かれ道だろう。

◆サクセスしたい、金を掴みたいって、ガツガツしたセンスでは絶対サクセスしないと思う。いっときはうまくいくコトもあるけど、必ずババを引くことになると思う。そんなヤツをたくさんみてきたし、歴史もそのガツガツさんの屍だらけだ。
女が欲しいとガツガツした奴ほどモテないのと同じで、ダメなジャンルってみんなガツガツしてる。
マルチ商法の連中とか、県議会議員以下の政治屋とか、朝から長い朝礼して、支払いも長い手形の中小企業とか。

理想と現実を繋ぐには、もっと異端的センスを持たなければならないと思う。