矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

Those who are neither losers nor winners.

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レコーディングではスタジオオーナーでエンジニアのロベルトさんと親しくなれて、よき作品作りができたと安堵しています。

 

ロベルトさんとの作業の中で私の曲の一つにブラジルの作家パウロ・コエーリョ氏のアルケミストから作られているのを知ってくださり、お互いの共通の愛読書であることがわかったり(パウロ・コエーリョ氏はブラジルの偉大な作家であり、音楽にも精通しており、作詞家としてミュージシャンのアルバムに作品を提供している)、お互いにピンク・フロイドの影響下にあることなども解り、コミュニケーションと信頼関係がスムーズに作られた。

 

●どの世界でも一廉の人は文学、芸術に造詣があり、スポーツやトレーニングもライフワークとして継続されておられる。

私は20代の頃に政治力・経済力のある方に見出され応援していただくようになったのだけど、このキッカケは私がたまたまバタイユジャック・ケルアックランボーを好きだったからだった。

 

それ以後あらゆる業界の一廉の方と知り合う機会があったのだけど、必ず、仕事と結果の実践力を見られた後に文学、映画、芸術、経済、政治の話をされ知識力を見られる経験をしている。

極端な話、ヤクザとのやりとりでもそうである。

 

余談だけど、私の右手にウイリアム・ブレイクの詩が彫られているんだけど、これは気づいてくださった方と互いを深く知りあうキッカケになるツールにもなってる。

そのウイリアム・ブレイクの詩の刺青の裏側にはウロボロスの彫り物をしている。首には吸血鬼の噛み跡の刺青をしている。

これは錬金術ゲーテファウストの西洋生命観と仏教的生命の表現を表すのに彫ってある。

 

●勝負は腕力だけでなく知力も必要で、その勝敗により、世界は勝者と敗者の二元論で成り立ってきた。

 

しかし和の文化 「引き分け/Draw」の価値観が世界に広まりだした。

和的な"侘び寂び""滅びの美学""水に流す"文化が「引き分け/Draw」の文化普及に影響し、世界に広まったことは素晴らしいことだと思うし、これからも"勝者でも敗者でもない者達"の生き方がもっと広まればよいと心から思う。

 

ただ必ず勝敗・優劣の世界を潜り抜け、闘った者しか「引き分け/Draw」を語る資格がないということを明確にしておくべきだと思う。

私は闘争や競争を経ていない者の存在を認めていない。

 

美しい文化は闘いや競争を経てこそ生まれると私は考えます。