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déraciné

思考と哲学の旅日記

Death and regeneration

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トレーニングしていて、出来なくなってたことがまた出来るようになったり、新しく出来ることが増えたり、人のカラダは不思議である。

人間の可能性やポテンシャルはまだまだあるんだと思う。

怪我が良くなってきて、日々肉体は死と再生を繰り返してることを実感をしている。

 1年前から寿命や年月の経験則の行方、消滅と永遠、死と再生について深く考えることがよくあり、その最中で肉体の復活を感じるのは喜ばしいことである。

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ゲーテのファストとパウロ・コエーリョアルケミストを愛する私には永遠の生命を持ち、時間軸と既存価値観を無くす錬金術師というのが美しいと感じる。

錬金術の証しウロボロス

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また生命の神秘と偉大さ、永遠、不滅を感じ、その畏敬を忘れぬ為にウイリアム・ブレイクの”虎”の詩を。

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永遠の生命、不老不死、錬金術、総て兼ね備えるのがvampire。

 

吸血鬼ドラキュラの話はいくつもあるが、最初は詩人のバイロン、同じく詩人のシェリーとその妻メアリ、そしてバイロンの主治医ポリドリが、スイスのジュネーブ湖畔を訪れ、雨の憂さ晴らしにそれぞれが一編ずつ怪談を書いてみようとなった。実際にはバイロンとシェリーは忙しさにまぎれて怪談をつくれなかったが、若いメアリとポリドリは怪談を完成させた。このときメアリ・シェリーが書いたのが「フランケンシュタイン」。
ジョン・ポリドリが書き上げたのが「吸血鬼」だった。

二つの怪物が同時に産まれていたとは奇縁であり、奇跡である。

その後いくつかの吸血鬼小説が書かれ傑作は『吸血鬼カーミラ』ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュ著。

そして1897年にイギリスの作家ブラム・ストーカーが『ドラキュラ』を発表する。

ブラム(エイブラハム)・ストーカーはブタペスト大学の学者に出会い、15世紀にワラキアとトランシルヴァニア地方に実在した王の物語を聞く。(ワラキア、トランシルヴァニアは現在のルーマニア)この地に王として君臨した男はヴラド・ツェペシュといい、あらゆる拷問を考案し、後に「串刺し公」と呼ばれた。また彼にはもうひとつ、「ドラクラ」というあだ名もあった。
「ドラクラ」はルーマニア語で「悪魔」を意味であると同時に、「龍」(ドラゴン)のルーマニア語読みでもある。

この実在の人物にインスピレーションされ書かれたのが『ドラキュラ』であり、vampire=ドラキュラとなったのはこのときからである。

悪魔と龍が同じというのはまた奇遇で奇縁で奇跡である。永遠の生命の証し。

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また、今日は強度の認知症を患う母親が私のことを忘れて2年になるが、病室を片付けに行ったら笑顔を見せ、涙をながしていた。

私を思い出したのがわかった。

生命は不思議であり、素晴らしい。

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肉体は滅びるが、その生きた証しを残すことが、精神の永遠を表すことだと思う。

それは音楽だったり、リングの上だったり、道場だったり。

虚無に生きるなかれ。時間と人目に流されるなかれ。

豹死留皮 人死留名

それは誰かに受け継がれていく。

                

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