@déraciné5to1

思考と哲学の旅日記

薔薇

◆子供の頃からお世話になった大先輩が急死された。

立派な方でした。


一報を聞く直前に偶然、大先輩の御病気のことを思い出しておりました。


◆大先輩とは不思議な縁が続いておりました。

小学生五年生の時にお会いして、薫陶を受け、書籍を頂き、贈呈のサインもしていただきました。

それから再会したのは30年後でした。

再会した時に、「書籍を頂きサインもしていただいきました。」とお話ししたら、大変喜んでいただき、頑張りなさいと、御指導もいただきました。


◆それから何度もお会いしておりましたが、昨年秋に私が通っている病院の待合室でも偶然、お会いすることがありました。

大先輩は大腸ポリープだと言っておられました。

私は“癌”とわかりましたが、なんて言ってよいか判らず、戸惑っていたら、付き添われた奥様が、「矢郷さんの活躍もよく知ってますよ。闘病されてるのも存じてます。
頑張ってくださいね。」と励ましてくださいました。


◆その後、昨年末にまた偶然別の場所で再会し、「手紙を書くから住所を教えなさい」と言われ、お教えさせていただき、励まされたのが最後になりました。


奇なる縁が続いたのは、大先輩の大きな生命力が、至らぬ私を何とか育もうとされたからなのだと思います。

最後まで本当にありがとうございました。


私はその意思を継げるように頑張ります。



◆大先輩は素晴らしい薔薇をたくさん育ておられました。

薔薇は育てるのが大変難しい花です。

薔薇を育てられるのは芸術的な領域です。


品種改良もされておられました。


大先輩は薔薇を育てるがごとく、たくさんの若者を導きました。


薔薇の様な人生を生き、薔薇と人々を従藍爾青の如く育まれた先輩の生涯は、大勝利の人生でした。

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