déraciné

思考と哲学の旅日記

メロメロメロウ〜

◆うちの婆さんから電話がかかってきて、出たら電話の向こう側で凄い音量のテレビの音がして、婆さんは「テレビ壊れた!音ちいさくならん!チャンネルも変わらん!」と暴れておりました。

見にいったら、リモコンの電池もあり、壊れていません。

婆さん偶然ボリュームとBSスイッチに触れたらしく、大音量でテレビショッピングが入ったり、天候の悪さで消えたり、しとりました。

リモコンで地上波に変えて、音量を下げてから、スイッチを切り、リモコン本体にスイッチに丸をマジックで書いてあげて、音量のスイッチの横には「おと」と書いて、チャンネルスイッチの横には「ちゃんねるかわるよ」と書いて、デジタルと書いてあるスイッチの上にもマジックで丸を書いてあげました。

婆さんに「リモコンの練習するよー、赤いボタンのスイッチいれてみられ。」というと「はいー」といって、全然違う方向のタンスにリモコン操作して、「はいんらん…」と言うとります。

「テレビに向けてもう一回知られー」と言ったら「はいー」とスイッチを押し「あっ、入った」といっとりました。

「次は音量小さくするよー」と言ったら「はいー」と言ってまたタンスにリモコン操作しとりました。

「テレビにだよ〜」と言ったららテレビに向けてリモコン照射して、「音ちっちゃなったね。」といっとりました。


カレンダーを見せて「今日は何日や?」というと、黙ってます。
私がカレンダーを指して「今日はここ、病院に行くのはここ、」と教えるとジッとカレンダーみておりました。


そんな婆さんですが、若い頃から料理が好きで、かなりボケてるのに、料理は安全に、上手に作れます。

煮物をつくって隠し味に酒粕をいれたりしてました。

嬉しそうに料理を作る婆さんに「お母さんは料理がが若い頃から上手にやったね。ワシはよくおぼえてるよ。
料理が好きな人は、料理が上手だし、料理が上手な人は、人の心が判る優しい人なんやよ。」と言うと泣いて喜んでました。


◆私も15〜16歳はレストランでバイトをしていて、“料理というものは芸術で、人を想って造るものだ”と、頭が割れそうなくらい、毎日ガミガミ言われておりました。

確かにその通りでございました。

◆料理が上手な女性は、本当に優しい人ばかりです。

いまは家庭で料理しない人がいるくらいで、なかなか美味しい料理を作る方に出逢うことも稀になりました。


女性は容姿も大事ですが、心根の優しい人柄が一番大事ですな。

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