◆フランスギャルのCDを聴いてた。
セルジュ・ゲンスブールはカッコいいです。
生まれつきの反逆者である彼は「人生とは無期限の執行猶予を与えられた死刑囚のようなもの」とシニカルに嘯き、聴く側に媚びたふりして、ふざけた作詞をして、曲は最高に美しいという、馬鹿には見透かされない手法で社会や大衆を嘲笑っています。
まさに傾いています
セックスピストルズのジョニー・ロットンが冗談で「アナーキー・イン・ザ・UK」を作ったら、マルコムもヴィヴィアンも本気にして、世界中の馬鹿も本気にして様々な影響を人々にもたらしました。
いまだに信じてる人もたくさんいますが、セルジュ・ゲンスブールはそれと似たような感じです。
◆表現者の楽しみは「嘘が本当になる」ことです。
政治家もビジネスマンも「嘘が本当になる」ことが一番の快楽です。
馬鹿は騙されて搾取されっぱなしです(笑)。
◆写真はフランスギャルとセルジュ・ゲンスブール。
吸ってるタバコはジタン。
私も20代の頭くらいまではタバコを吸っていたんですが、ジタンを吸ってました。