矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

原油高騰の質問を受けての私見

◆原油高の要因は

OPEC(イラン・イラククウェートサウジアラビアベネズエラの5ヶ国)の減産
●非OPECの動向
●中東情勢
●米国石油在庫量(実は在庫は増えても価格は下がらないカルテルがある)
●米国の景気の上下
BRICsやアジアの経済成長による消費
為替相場(円高なら原油価格下落、円安なら輸入コストがあがり原油相場があがる)
●米国の天候と製油所事故
●季節習性による消費量
なのですが、最近の高騰はBRICsの消費量が増えたのを踏まえ、産油国などや非合法で財を成している世界一部の成金がアメリカに投資していたのを、損失を早期に取り戻したいが為にサブプライム問題で石油投資に廻ったのが引き金です。


◆それとは別に原油価格の高値推移は政治側からみると妥当な政策だと思います。
これをやらないと双子の赤字を抱えるアメリカは大変なことになっていたし、日本は鉄鋼などは資源高で持ち直してきました。
ほとんど世界中は資源高の恩恵を受けております。
ここらへんはバランス問題と本人のプライオリティの問題もあり実感しにくく判りにくいのですが、原油の高値政策をしないと、長い目で見ると国民の所得は減っていたはずです。

そして原油高値推移は今後予測される中国バブル崩壊による世界打撃に備えた予防線的な役割をしています。


◆原油高で右往左往しているのはブルーカラー層です。
彼等が人口の大半を占め、高騰の原因も知らず損益がどうなるのかも判らず、目先のことで騒ぐので不況風潮が生まれています。
まず彼等が新聞を読めるようになり(リテラシー)、知恵を持てるようになることがあらゆる解決になります。

だいたい毎日マンガを読んでゲームしてパチスロして、携帯に月数万円つかうのは平気なのに、ガソリンが上がったと騒いでるのが馬鹿を象徴しています。

そんな馬鹿が労働者だけではなく、経営者にもいて、便乗値上げして小銭を稼いでいるのが混乱の要因の一つになってます。

馬鹿がリーダーになったらその組織は壊滅します。
自分もそういったリーダーの器にない組織には関わらないようにしています。


◆原油投資規制は無理です。
政策がそうなのと、石油資源と中東情勢は不安定なので、常にだぶつき気味でないとだめなのです。
もし投資規制があったとしてもOPEC5ヶ国が値上げしますから値段は高騰します。

とにかく国民は慌てず騒がず情勢を見ることです。