◆知り合いから職場の派閥のいざこざに嫌気がさし退職しようかという相談を受けた。
大きな商事会社なので社内には学閥、出身県閥、在日コリアン閥と様々なくだらない派閥があり、どの派閥所属者が重役職に就くかによって、その派閥下の人間達の浮き沈みは決定されるらしい。
でも社会自体が様々な派閥グループのパズルで形勢されているから、こいうことからは逃れにくいと思う。
自分もうっとうしい派閥やタチの悪い連中、ややこしい人間とは関わらないようにしている。
金や成功を第一義にしないようにすると、そんな連中は気にならなくなると思うのだが。
とにかくその彼には自分が駆け引きとかしないで、正直に一生懸命に生きるしかないと思うと答えたりしていた。
勝海舟が氷川清話で
「世間の人はややもすると、芳を千載に残すとか、臭を万世に流すとかいって、それを出処進退の標準にするが、そんなけちな了見で何ができるものか。男児世に処する、ただ誠意正心をもって現在に応ずるだけのことさ。
あてにもならない後世の歴史が、狂といおうが、そんなことかまうものか。
要するに処世の秘訣は『誠』の一字だ。」
と言っておられるように、自分のやるべきことを見極めて、功を焦らず、一生懸命生きていれば、そのうち良いコトもあると思う。
人生はあんまり深く考えないのがよいと思う。
The thing that the life seems to take a shit.
But if live hard, is splendid; is done.