矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

下品万歳

◆子供の頃に買った鳥井賀句さんのミュージシャンへのインタビュー集を本棚から見つけ読み直した。

20年前の発行で、ミュージシャンはパンク系からホルガーシューカイ、キング・クリムゾン(ビルブラフォードとエイドリアンブリューのインタビュー、)アフリカン・バンバータなどや、変わり種では天才セルジュ・ゲンスブールなどのインタビューが収録されている。
特に興味深いのはジョン・ライドン(ジョニー・ロットン)のインタビューで、24年前の27歳、P.I.Lの初来日の時のインタビューは確固とした自我を持ち、インテリジェンス溢れる内容である。
最近はSEX・PISTOLS浸けなので特に惹かれる。
単行本の方にはニコやレニーケイ、パティスミスなどが追加されている。

ジムモリスンのインタビューも20年前くらいの雑誌に掲載されたのを今も保管してあるが(ジムモリスンは「今、最も興味あることは無意味なことだ。無意味こそ最高の贅沢である」と答えている。)、共通しているのは当時のアーティストはかなりインテリだという所である。
彼等は幼稚で短絡的なポリティカルなことを振かさず、より大きく内面的な世界を見ようとしている。
この当時のアーティストが今のU2のボノを観たらなんとコメントするだろう。

あるゆる行動と表現に深い思想や哲学は必ず必要だということである。

「類は友を」の諺のとおり、
馬鹿な音楽は馬鹿しか聴かない。
馬鹿のまわりには馬鹿しかいない。

◆しかし「インテリやホンモノは貧乏で、馬鹿やニセモノ程、金を掴む」とよく言ったものである。
私のまわりも賢い人ほど貧しく、下品な奴ほど金を持っている。

大金を掴む為の最大のポイントは、『人間の質を落とすこと』だという哲学は間違いないと思う。
下品万歳。