déraciné

思考と哲学の旅日記

読書

夜中に目が覚めたので読書。
アナーキスト 大杉栄についての本を読んでいる。
ファーブル昆虫記の翻訳したのは大杉栄だと初めて知った。
哲学者ベルクソンもファーブル好きで、そのベルクソンを日本に紹介したのは大杉栄らしい。
大杉栄の人生は広辞苑で唯一、アナーキストと定義された人だけあり、波乱と反逆の人生だった。
しかし文学、哲学界に多大な影響を残している。
その最後は関東大震災直後のドサクサに憲兵隊に拉致され集団暴行され殺されてしまった。
読んでいくとどんどん難解な精神論になっていき、生命論にもいきついていく。
でも「僕らの主義」って書で、「自分のことは自分でしたい」って文面が綴られていて、それがアナーキストになる根本気質になっているみたいだ。
アナーキーって理想と本能の自己内部での闘いが永遠に続くんだろうけど、たくさんの矛盾に向かい合いながら、意思を表現し続けた行動原理はなんだったのだろう?
自分だったら矛盾を許せないから、すぐモチベーションをなくすね。
大杉栄の思想よりもその人間の思考と原理に興味がわく。

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