déraciné

思考と哲学の旅日記

幻想

◆珍しく入手した週刊ファイト新聞に中邑真輔選手のインタビューがあり興味深く読んだ。
中邑選手はLAに滞在しているので、アメリカ事情について答えておられるのだが、かなり冷静な目でアメリカのプロレス・格闘技界をみておられた。
内容はクールに客観的に業界をみておられで、「アメリカでは別に格闘技ブームではなく、火がついてる感もない。」
と話しておられた。
たしかにアメリカでは格闘技は人気があるわけではなく、今後もビジネスには結び付くとはとうてい思えない。
興行をうつにも既得権利者との問題や州法、マフィアとの問題、メディアがリスクをおかしてまで放送に乗り気じゃない。などもあるし、選手が少なくマイノリティー人種しかいないし、そもそも格闘技はショービズではないから、表にでるような文化ではないので、騒いでるのは一部のマークとシュマークだけのようだ。
格闘技をショービズにしたのがプロレスだが、プロレスもWWE以外は食えないので、TNAがいくらスパイクTVで放映されようと、他団体との掛け持ちでないと食ってはいけないのだ。
これは中邑選手も言っているし、私も現地で聞いてるから間違いない。

マイクタイソンやブロックレスナーが云々と騒いでいるが、本人はそんなにやる気がないと思う。

ちょっとした高等教育とその業界の現場感覚を知っていれば、「この先の結末」は読めてしまえるもんだ。
中邑真輔選手も金や女(男)目当てのファッション感覚の軽薄な連中とは違い、自分なりの思想を持ってプロレス、格闘技に関わろうとしてるんじゃないかな?
いまは世界と日本のプロレス、格闘技界に失望しながらも、どうやって自分を通すか考えているんだろうなぁと私は感じている。

このさきは余程の天才プロデューサーが現れないかぎり、プロレスも格闘技もよくはならないと思います。

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