矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

メディア

◆昔から私は理想と現実の中間という部分を注目してまして、この部分をうまくつなぐ媒介(mediation)をうまく運営すれば世の中うまくいくのでは?と考えました。
この媒介というものはメディアのことです。
私はジムをやっていますが、このジム、TIGER-PITも一般人と武道格闘技をつなぐ媒介メディアとしての発想で作りました。
音楽活動もプロレス活動も、私個人が、一般の方々と芸術世界との媒介メディアとしての役割を果たすための仕事だと取り組んでいます。
この媒介メディアにアドを載せれば金銭が発生します。
これでようやく喰えるようになるのですが、アドを載せるには露出量とプロパガンダ的な話題造りをしなければなりません。
ここらへんが難しいです。
既にあるシステムを使うならある程度は楽ですが、その仕事に対しての生殺与奪の権利はなくなるのでサラリーマン的で面白みがありません。
◆金銭が発生しだすとメディアが考え違いを起こしてしまいます。いまのテレビ業界がそのいい例です。
媒介メディアの向こう側に本物があるということでして、媒介メディア自体は“虚”なる存在であります。
この“虚”がなければ世界は成り立たないのですが、なまじっか力と金を持ちますと“虚”は“実”にすり変わろうとするのです。
媒介メディアは自分を醒めて見る目と本物ではない存在への“恥”を認識しないとダメだと思います。
◆恥を知りながら媒介を努めることが大和魂的な感覚で美しくもあり、正しい認識も産む源になると思います。
「文化へのテロリスト」とさえ呼ばれたある世界的な仕掛人が職業は?と聞かれ「虚業です」と答えていたのはこの感覚だったのでしょう。
そういえば日本を代表するメディアを作った故人も「ワシの仕事は虚業」と言ったそうです。これもワビサビです。