déraciné

思考と哲学の旅日記

カタツムリ

◆図書カードで『私の人間学』上下巻を購入。
まだ上巻の途中ですが、北原白秋デカルトシュバイツァーアリストテレス、ロマンロラン、コッホ、などの人生を通して教訓と指針が綴られています。
◆その中に、長崎の平和記念像を製作された彫刻家の北村西望さんについて書かれていて、北村氏が
平和記念像を製作していたある晩、像の足元にいたカタツムリが、翌朝見ると、何と九メートルもある像のてっぺんにのぼっていた。それを見た北村氏は、小さな生き物の懸命な姿に感動し、「ああ、少しづつでも進むことは素晴らしい、人間もまた同じだと感じて
『たゆまざる
歩みおそろし
かたつむり』
と句に詠まれた。
北村西望氏は百二歳まで生きられたが、その人生は挫折や落胆や苦渋のを一歩一歩押し返して行くかたつむりの歩みのようなものだったようです。
◆本書には北原白秋氏の言葉も記載され
『紙一重の前進のため必死の努力を重ねた』とあります。
『なにごとも修練と時間の堆積とから光り輝く喜びが来る。どれだけ天賦の才を恵まれていても、この平生の努力を怠る向きは、ついには何の業も大成し得ないであろう』と語られていました。
◆私も間違いなく日々の前進を続けること、それこそチリ紙を一枚一枚重ねていくような毎日を、一芸、少なくても十年は送らねば、人より秀でることなどありえないと痛感してます。
この北村西望氏の句には改めてズシリとこたえました。
身を引き締めたいと思います

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