矢郷良明 LIFE philosophy @deracine5to1

思考と哲学の旅日記

モータウン

映画、永遠のモータウンを鑑賞してきた。
シュープリームスやマービンゲイ、テンプスなどのバッグバンド「ファンクブラザース」の生き残りメンバーの語る、当時の思いでをストーリーにした作品で
ジョンオズボーンやチャカカーン、ベンハーパ、ブーツィーコリンズなどをボーカルゲストにした演奏も織り交ぜて、すごくいい映画だった。
自分もベースを熱心に弾いていた頃はモータウンの曲をかなりコピーしていた。
ベースは特殊な楽器で弦楽器でありながら打楽器で
バンドのトランスミッション的役割を果たし、まさに歌と演奏の完全バックアップをしなければいけない。
みんなを光らせることで自分も光るというパートなんである。
そのベースの神髄はこのモータウン時代に完成していて、
ここをしっかり学んで押さえていればジャンル、年代問わず、あらゆる音楽をプレイできるといって過言ではないのである。
このモータウン時代のベーシストといえば゛神゛ジェームスジェマーソンである。
当時のモータウンの楽曲はほとんど彼がプレイしている。
プレッションベースとカスタムのアンプから独特のワンフィンガー奏法で奏でるベースラインは、ベーシストなら必ず学ばねばならないと思う。
この当時のミュージックシーンはソウル、R&Bが絶頂であり、モータウンレーベルのオポジションになるスタックスレーベルがあり、
そこにブッカーT&MGズなどかいて、後のブルースブラザースバンドに入るもう一人の天才ベーシスト、
ドナルドダックダンがいた。
彼のベースも素晴らしくベーシストしては必須である。

彼ら二人のベースは楽器で感情を表現するのを、サウンドメイク・アタック・オブリ・減衰・グリス・音の伸縮・ランニングラインのチョイスなどなど、細心の気配りをしてできる限り以上のことを大胆に表現していた。
魂が籠る演奏とはまさにこれだというお手本である。
モータウンサウンドは上記したベースのみならず、全てのパートがソウルフルで「謡っている」ので是非、音楽家のみならず、芸術家すべての方々にに聞いていただきたい。