déraciné

思考と哲学の旅日記

唄を忘れたカナリヤ

昔この唄を母親がよく唄っていたが、最近この歌を歌っている近所の婆さんがいて、懐かしいな…と聞いていたら歌詞が変なのに気付いた。
{♪唄を忘れた金糸雀は〜後ろの山に捨てましょか〜いえいえそれはなりませぬ
♪唄を忘れた金糸雀は〜背戸の小藪に埋けましょか〜いえいえそれはなりませぬ
♪唄を忘れた金糸雀は〜柳の鞭でぶちましょか〜いえいえそれはかわいそう〜
象牙の船に銀のカイ〜月夜の海に浮かべれば〜忘れた唄を思い出す〜}
何度も唄ってもらい歌詞を思い出したのだが、母親はこんな変な歌詞をよく唄っていたな!と感心するし、いったいなんでこんな詩になったのかと不思議に思いました。
また♪象牙の船に銀のカイ♪のところから急に曲調も歌詞の雰囲気も代わり子供向けに作ったとは思えません
べつに気にしなくてもいいのですが(笑)気になったので調べるとこの詩を書いたのは西条八十という方で曲は成田為三という方で1918年の作で日本で最初に歌われた童謡らしい。
1918年といえば第一次世界対戦が終わりそうな頃で富山では米騒動があった年です。
なにやらこの当時は童謡雑誌なるものが登場していて当時制定されていた尋常小学校唱歌に疑問を持った方が子供に口ずさめる童謡をとの運動がなされていたようです。
それで「カナリヤ」の唄が発表されたのですが、なんともやるせない、幼児残虐性と西洋の詩みたいのを合体させ(笑)いったいなにを子供に伝えようとしたのか?
子供の頃からつい口ずさんできたがいったいこの唄は何なのだろう?
なにかあるような気がするので暇をみて研究しようとおもう(笑)