@déraciné5to1

思考と哲学の旅日記

歯医者

★歯医者にコンスタントに通っている。だいぶ治療が進んで来た。丁寧だし、衛生士さんも良い雰囲気である。
なによりもブサイクがいないというのがいい。
★小学生のころ虫歯検診で歯科医にいけといわれて近所の歯科医にいった。
爺さん先生が治療してくれる歯科医なのだが、大の相撲好きで有名だった。
いつも私が通院する時間が相撲中継時間にぶつかり、爺さん先生は相撲中継をみながら治療をする。
「輪島いけ!」「あ〜北の海がぁ!」と騒ぎながら治療し、よそ見しながら歯を削るのだ。しかし爺さん先生は長年の勘所でこのアンタッチャブルな治療をやってのけていた。
診察室の横に畳の居間のようなものがあり、当時ではめずらしい大型テレビが置いてある。それをみながら治療するのだ。
おまけにリモコンもついていて、まだガチャガチャするダイヤル式チャンネルだったが、リモコンを押すと勝手にガチャガチャとチャンネルが動いていた。
リモコンをみると「ズバコン」と書いてあった記憶がある。
診察日が土曜で明日千秋楽で、たしか貴の花と輪島の一番で、今日輪島が勝てば輪島の優勝、負ければ明日北の海と優勝決定戦という一番で爺さん先生は治療にきた私に「ちょっとまってろ!」とテレビの前にかぶりつき真剣に見てた。
この取り組みは大一番となり白熱してきて、「いけ貴の花〜」「前三つ!」と暴れ出した。
そして貴の花がガップリ四つに組み輪島を土俵際まで追いこんだ。すると爺さん先生も白熱してきて「輪島〜!」と叫びながら大型テレビにガップリ四つになり「んがぁ〜!」といいながらテレビの脇を差し、貴の花が輪島を寄り切り上手だし投げに切ってとると爺さん先生も一緒に「おりゃー!」とテレビを上手だし投げし、ガッシャーンとひっくり返した!コンセントもビーンと引っ張り抜けていた。
衛生士さんたちも他の患者さんもビックリしていたが、爺さん先生は荒い息をしながら満足げに仁王立ちし、また私の診察台に戻り治療を再開した(笑)
この爺さん先生はこの後、相撲トトカルチョで逮捕されるなど荒波にもあったが(笑)無事、おととしに永眠された。
この歯科医は娘さんがついでいまは別の町にある☆

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